IDAS LPS-P3 TEST

 

現在、星の撮影に使うフィルターサイズの変更を順次やっております。まずやって来たのはIDASのLPS-P3と言うLPS-P2の後継製品。

 

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当初はHEUIB-Ⅱが欲しかったんだけど、52mm径がもう作られていないのか在庫なしになっていました。他の製品も軒並み在庫なし。そこに次々新製品が出てきている事からHEUIBーⅢが出そうな雰囲気。さてどうなりますか?

 

それではテスト・・・と行きたいのですが、生憎空は天候不順で撮影に行けません。そこでLEDライトによるゴーストテストをやってみました。比較製品はLPR-Nフィルター(48mm径)。径の都合上、LPR-Nはカメラよりも遠い位置、LPS-P3はカメラに近い位置に装着しています(レンズ内部の位置)。テストレンズはKOWA prominar 500mm F5.6、テストカメラはNikon D810Aです。

 

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LPS-P3 ISO800 1/10 

 

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LPR-N ISO800 1/10

 

かなり意地悪な逆光テストです。通常はこんな白飛びするくらいの露出を与えないでしょうけど、これくらいなら両者ともハロは出てもゴーストは写らない感じ。ハロはLPS-P3の方がくっきり出る感じ。ただハロの色は別色になっていない点は画像処理の腕次第では処理しやすいのかもしれません。(私はまだまだですが・・・)

 

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LPS-P3 ISO800 1s

 

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LPR-N ISO800 1s

 

更に白飛びさせてみました。ハロの大きさの違いはフィルター装着位置の違いからなのかどうか? ただここまでやると流石に光源上部にゴーストが見えるようになりました。もう一点の疑問はLPS-P3はLPS-Nよりも露出をかけないといけないのか?です。LPS-P2はLPR-Nよりも露出時間をかけなくて良いと聞いた事があるのですが・・・。

 

prominarで使う分には48mm径で問題なくフルサイズで使えますね。天候が良くなって早く実写をしてみたいものです。